まちこ・・・・・・静７１３２    靜７１３２という品種茶です。 静７１３２というお茶は、私がこのサイトを始めた最初に根洗松銘茶園の霧山無心と長生殿という お茶を紹介した際に知りました。 この品種は、この香りがなくても極めて良質なお茶で、根洗松銘茶園では、これを深蒸しにして この二種類の銘柄で販売しておりました。 私はこのお茶と蘭龍というお茶が大すきで、今もたまに飲みたくてたまらなくなることがあります。 それほどこの靜７１３２という品種は魅力あるお茶なのですが、最初の頃、霧山無心を飲んだとき、 その奥に香る何とも言えない芳香に魅せられていましたが、しばらくするとその香は消えてしまった のです。 また、その上級茶である長生殿にもまた、別の香りがあることに気づき、この三種のお茶をしばら く愛飲しておりました。 どうも、この品種は様々な香りを内に秘めているようで、生育のしかたによっては、その香りを全面に 押し出したお茶が作れるのではないかと思っていました。 最近、どの局の番組かは確認しなかったのですが、この「幸せのお茶 まちこ」というお茶が放映されて いたのが目にとまりました。 桜の香りがするという。 調べて見ると静７１３２です。 なるほど、静７１３２なら納得がいきます。 この品種は、私の好きな品種です。 早速取り寄せて見ました。 お値段もそう高くはない。 蒸しも最近はやりの深蒸しではなく、標準か浅蒸しで、実に誠実に作られています。 茶汁は薄い山吹色。 そっと口をつけるとなるほど桜餅の香りです。 香ばかりではなく、お茶そのものの地力も申し分ありません。 そして、一煎目を飲み終えた後に残る残り香。 これは何だろう。 桃を食べた後のあの香なのです。 最近、在来種に凝っていて、あまり品種茶に目を向けることがなかったのですが、久しぶりに品種茶の 良いお茶を口にすることができました。 JAしみずアンテナショップきらり 〒４２４−０１１４ 清水市清水区庵原町３３１３−１ TEL ０５４−３６５−１６００ FAX ０５４−３６５−１６１６ http://www.ja-shimizu.org/p_353.html 日本文化【お茶 その至福のとき】HOMEへ サイトマップ（メニュー）へ |
