茶器の紹介
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Ｌ．その他の産地
我が国には夥しい数の窯元があり、また、陶芸の作家の数も多く、それぞれが、その産地の作風に
囚われない自由闊達な、様々な煎茶器、急須、茶碗、湯冷ましなどの煎茶の道具を焼いています。
とくに、作家活動をしているしている作家の多くは、それぞれの感性や価値観に従ってすばらしい作品
を制作していますが、とてもその全てを見ることはできません。
そこで、ネット上の様々なサイトを覗いて、これはというものを集めてみました。
宝瓶
宝瓶とは、取っ手のない注ぎ口だけの急須です。
取っ手がなく、本体をもってお茶を淹れる為、あまり
熱いお茶には向きません。
湯冷ましで、ひと肌程度にまでお湯をの温度で冷まして入れる
玉露や上級煎茶用です。
宝瓶は泡瓶ともいい、備前焼や萩焼によいものがあり、一時
宝瓶が日本各地で作られた時期もありましたが、煎茶や玉露の
本当の飲み方を知る人が居なくなるにつれて、次第に姿を消して
いっています。
特に、玉露を淹れるに適した急須です。
★ 白磁 宝瓶
白い磁器の宝瓶です。中国茶器と共に売られていますがとても使い勝手が
よい急須です。
底が浅く、平たい形は、玉露だけでなく上等の煎茶にもよいでしょう。
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