山田常山 急須

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                    茶器の紹介


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E. 常滑焼


      急須



           人間国宝 三代山田常山作 常滑朱泥茶注


              常滑焼の名工、人間国宝の山田常山さんの急須です。

              もう故人となられましたが、技術、風格、存在感からいっても、
              空前絶後の名工というべき人です。
              姿、形、使い勝手のよさなど、非の打ちどころがありません。
              と申しますのは、私もこれと同じものを持っているからです。

              私自身が使い、試して見た結果、これ以上の急須は無いかと
              思います。

              本来なら、私は、このような超高級品はお勧めしません。

              煎茶の道具など、そんなに高価なものを使う必要はないと考える
              からです。

              ただ、急須として、何が良いかという、格好の教材となると思った
              から、ここにお示ししています。

              もし、これが、せめて五万円以下なら、多少無理をしても手に入れ
              られるようお勧めするのですが。

              実は、この五万円以下というのは、山田常山さんが人間国宝に指定
              される前の標準価格なのです。

              この人が人間国宝になって後、価格が急騰し、一般庶民には手の
              届かないものとなってしまいました。

              しかし、この山田常山さんの急須がこのようにネット上に出ることは
              少なく、そのまま見過ごすにはもったいないのでここに載せました。

              しかし、もし、家宝としてお持ちになるのなら、それはそれで良いこと
              だと思います。

              日常使いにはもったいなくて使えませんが、正月や、何か喜びごとが
              あるときなどに取りだして、極上のお茶などいれて楽しまれては如何
              でしょう。

              私もその様にして使っています。

              まさに、一家に一つ。お茶好きにとってこれ以上の家宝はないでしょう。



                  











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